あれから1年経ち、嘆き悲しむことが山とある。 命を落とした国民が双方にいる。ロシアのミサイル攻撃を受けて欧州各地に散らばった人々がいる。 そして世界のあちこちで、貧しい人々がパンを買うのに苦労している。 だが、先日の国民向けの演説で、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は悔悟の念を見せなかった。 ウクライナ側に付いた国々は、プーチン氏の容赦ない攻撃に抗うにあたって、自分なりの役割を果たしたと誇っていいだろう。 もっとも、その勇気と決意から、最大の功績を認められるのはウクライナ自身だ。 これらの国は2つの原則に基づいてまとまった。 ウクライナは勝たねばならないという原則と、何をもって勝利とするか