ロシア軍(露軍)の地上戦力は、侵攻から約10か月で、損失(投入数に対する損耗率は、戦車約40%、装甲車約70%、迫撃砲を含む火砲約60%)が多く、ウクライナ軍(ウ軍)の反攻を撃退するのが難しくなりつつある。 露軍は、現状では一部を除き守勢に転じ守りを固めている。 しかし、2月から3月に大々的に攻勢に出るとの情報もある。それができるのか、疑問ではあるが、今後もし攻勢に出て敗北すれば、ウラジーミル・プーチン政権には、極めて大きなダメージになるだろう。 多様な戦闘がある中、航空戦はどうなっているのか。 航空戦力としては、新型の露空軍と旧型のウ空軍である上に数量も露軍が圧倒していて露空軍優位だった。