現在ミャンマーを掌握する軍政は、国内民主化運動の“シンボル”を政治的に抹殺しようとしている。 昨年12月30日、ミャンマーの裁判所は、民主政府指導者だったアウン・サン・スー・チーさんに対する5件の反汚職法違反容疑に対する裁判において、合計で禁錮7年の実刑判決を下した。 これでスー・チーさんに関わる19件全ての裁判が結審した。それらの判決を合わせると、禁錮刑は実に計33年となる。 もちろんこれは2021年2月にクーデターで実権をスー・チーさんの民主政権から奪取したミン・アウン・フライン国軍司令官率いる軍事政権が、スー・チーさんの政治生命を完全に断つことを狙ったもので、国際社会や人権組織からは「不
「禁錮33年」で事実上の終身刑のスー・チーさん、復活の鍵握るのはあの人物
軍政が実施した7000人超の政治犯への恩赦にもスー・チーさんは含まれず
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