国家安全保障戦略(安保戦略)が決定する前に、なぜ高い兵器を購入することが決まるのか。日本は、戦い方と抑止力を検討して、どの武器を持つべきなのかよく考えるべきだ。 今年の11~12月にかけて、2つの海外の武器を購入することがほぼ決まったようだ。 フィンランド製装輪装甲車500両は、一般的な装甲車の価格1両概ね約5億円という情報から算定すると約2500億円、米国製のトマホーク500発は、英国防省が購入した価格を参考にすると約1500億円だ。 相当高価な買い物である。 この2つの買い物は、日本の安保戦略を検討中であるにもかかわらず決まったことだ。 これらは2つとも、日本防衛の主役あるいはほぼ同じ役割
40年前開発のトマホークでは日本は守れない、これだけの理由
本末転倒の防衛予算増額はむしろ日本の防衛力を削ぐ結果にも
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