軍事政権軍と軍政に抵抗する武装勢力との対立により実質的な内戦状態に陥っているミャンマーで、このところ国境周辺を拠点とする少数民族武装勢力が攻勢を強め、政府軍に多大な犠牲が出ている。 ミャンマーの独立系メディアよると、2022年11月だけで南部カイン州では武装勢力「カレン民族同盟(KNU)」傘下の武装組織が政府軍兵士300人以上を殺害したとしているほか、東部シャン州でも政府軍約200人を地元の「タアン民族解放軍(TNLA)」が包囲して戦闘を継続しており、これまでに政府軍兵士20人が殺害されたとの情報があるという。 これまでは反軍政で組織された民主派組織「国統一政府(NUG)」傘下の市民武装組織「
ミャンマー「少数民族武装勢力」が政府軍に徹底抗戦、軍政に大きなダメージ
複数の少数民族武装組織が「同盟」結成して攻撃、政府軍の死者は300人以上
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