北朝鮮がミサイル発射実験を繰り返している。これは、1月31日から行われている大規模な米韓合同演習「ビジラント・ストーム」に反発し、牽制するための挑発である。 11月2日、早朝から午後まで、北朝鮮は20発以上の短距離弾道ミサイルや地対空ミサイルを発射した。このうち、短距離弾道ミサイルは、日本海上の北方限界線(NLL、南北境界線)を超えて、韓国領海近くの公海上に着弾した。 韓国軍も対抗措置として、戦闘機から空対地ミサイル3発を発射し、NLL北側の公海上に着弾させている。北朝鮮と韓国とのミサイルの撃ち合いという様相を呈し、国際社会の懸念を生んでいる。 さらに、翌3日朝、北朝鮮は3発の弾道ミサイルを発