ロシアが支配するウクライナ領クリミア半島西部のサキ空軍基地で8月9日に起きた大爆発は、ウクライナ側のミサイル攻撃、ないしは破壊工作の可能性が指摘されており、その場合、戦争が新段階に入ったことを意味する。 開戦から半年になるロシア・ウクライナ戦争で、ウクライナ側が初めてロシアの支配地域に大規模な攻撃を仕掛けたことになる。英国のロシア専門家、マーク・ガレオッティ氏は「戦争の形態が変わる可能性がある。ウクライナが戦争をエスカレートできるという意思表示であり、危険と機会の両方を併せ持つ」と指摘した。(The Spectator, 8月11日) ロシアは今秋、ウクライナの東部と南部を併合する住民投票を計
「クリミアのキノコ雲」が告げるロシア・ウクライナ戦争の新局面
ロシアが南部2州併合を決めるなら、戦争形態が変わる
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