第2次岸田改造内閣が10日に発足した。 その直後の記者会見で、岸田文雄首相はあえて「いわゆる旧統一教会に関連する問題について申し上げます」と言及して、こう述べている。「国民の皆さんの疑念を払拭するため、今回の内閣改造に当たり、私から閣僚に対しては、政治家としての責任において、それぞれ当該団体との関係を点検し、その結果を踏まえて厳正に見直すことを言明し、それを了解した者のみを任命いたしました」 信教の自由については憲法上保障がなされていることや、しかしながら、社会的に問題が指摘されている団体との関係については、国民に疑念を持たれるようなことがないよう注意しなければならないことを前提としての発言だ