今回の稿でもグローバル疫学対策の観点から「新型コロナ」と「サル痘」の共通項を考えてみます。 本稿執筆時点で2例が「確認」(https://www.asahi.com/articles/ASQ7X4RLYQ7XUTFL00T.html)されており、各々別の感染ルートであったとされます。 しかし、報道は軒並み、「動物からの感染が主」「人から人への感染は稀とされるが」「性交渉が関係?」など、要領を得ません。 情報を発信する側も、それを取材するマスコミも、中身を分からず文字を並べるからこういうことになります。 それでは報道としての意味がありまませんし、まともな防疫にも役立ちません。ということで、東京大