(前編から読む) https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/71132 当時の時代背景として、ベトナム戦争がありました。聖書には「汝、殺すなかれ」と書いてあります。しかし、キリスト教は常に戦争に対して無力であるどころか、対立を生む源泉になり、十字軍の遠征のようにそのうち、聖戦を掲げ出します。 そうした、宗教の「理想」と「現実」の矛盾に対し、ジョンは「宗教は必要ない」と言いたかったのかもしれません。ウクライナ戦争でもロシア正教会が戦争を正当化し、協力し続けています。 しかし、宗教を生み出したのは、宗教教団ではありません。人間の理性が「どうしたら平和に暮らせるか」
「戦争中の宗教は何の役にも立ちませんでした」、胸に刺さった従軍僧の悔恨
【後編】『仏教の大東亜戦争』著者、鵜飼秀徳氏が語る宗教と国家
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