ナポレオン戦争以来、200年に及ぶ中立政策を放棄したスウェーデン、ノーベル賞平和賞が軍事的中立性を失った2022年という文脈から、前稿(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70238)までスカンジナビア2か国のNATO(北大西洋条約機構)入りを考えました。 今回はフィンランドに焦点を当ててみます。 前々稿(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70188)で触れたように、ナポレオン・ボナパルト自身がロシアとの密約で、いわば「売り渡す」ような形で、フィンランドはスウェーデンの属州からロシア帝国の支配下に入りました。 大
いまだかつてロシアに負けたことのないフィンランド
スカンジナビア2か国NATO入りから考える「北海道防衛」
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