ITやコンピューター技術の発達によって、宇宙空間までも活用する監視、情報、通信システムが普及した。軍隊の運用にもこうした最先端のシステムが取り入れられ、21世紀の戦闘様相は第2次世界大戦時とは大きく異なるように思えた。ところがロシアによるウクライナ侵略はそれが机上の空論だったことを証明した。