前回は土佐一条家の初代当主・一条房家の元服までの動向と、元服後の動向を朝廷や公家たち中央政界との交流と姻戚関係について紹介した。今回は、前回記事の続編として房家の上洛と土佐国内での「闘い」や対明貿易とのかかわりなどについて述べてみたい。