本好きの方ならきっと共感してもらえるのではないだろうか。好きな作家の作品、お気に入りの雑誌や映画パンフレットなど愛すべき紙媒体は、その愛ゆえに、ちょっと油断すると増殖し、生活空間を遠慮なく圧迫してくる悩ましき存在だ。電子書籍になっていれば置き換え、もう読まないのなら断捨離してフリマサイトに出品したり、古書店に持ち込もうと考えたりする方もおられるだろう。しかし、愛した本たちは二束三文にしかならず、せめて好きになってくれる人の手に渡れば・・・と思わずにいられない。
本棚から溢れた愛蔵書、神保町の“棚主”になって新たな命を吹き込もう
誰でも本屋になれる共同書店〈PASSAGE〉の企て
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