最近、中国は陸地における領土拡張の動きを活発化させている。ロイター電(2022年1月14日)によれば、2020年以降、中国は国境紛争が続く隣国ブータン西部のドクラム地域で入植地を盛んに建設し、今年に入って加速させている。ロイターが行った人工衛星画像の分析では、2階建ての建物を含む200以上の構造物が6カ所で建設中だという。これが完成すれば、中国政府は中国人を入植させた後、辺境の管理と監視を強化し、軍事基地化する可能性もある。