「麻薬撲滅戦争」を標榜し、麻薬犯罪者に対して強硬な措置を取っているフィリピンのドゥテルテ政権に猛烈な逆風が吹き始めた。麻薬犯罪の取り締まり現場でしばしば「犯罪者」に対し「超法規的殺人」が行われているとして、国際刑事裁判所が捜査に着手した。これに対してドゥテルテ大統領は猛反発。国際刑事裁判所の捜査官の入国を拒否する姿勢を示している。ドゥテルテ大統領は罪に問われることになるのか。