雨や雪を意のままに降らせ、特定の地域・日時を晴天にする――。近年の中国の気象改変技術の躍進は目覚ましい。中国共産党100周年記念式典が開かれた今年7月1日の北京・天安門広場。この日は降雨が予想されていたことから、中国当局は式前夜と、当日早朝、上空の積乱雲に向けて数百発の降雨ロケットを打ち上げたという。技術の進歩は見事だが、一方で近隣国・地域への気象や環境への影響の有無も懸念されている。
共産党結党100年式典は人工晴天、翌日から関東・東海では豪雨
中国の気象改変技術に関心ゼロの日本、五輪期間中の荒天に要警戒
ここからは、JBpress Premium 限定です。
カンタン登録!続けて記事をお読みください。詳細はこちら