クーデターで政権を奪取したミャンマー国軍のトップ、ミン・アウン・フライン国軍司令官は20日にロシアを訪問し、プーチン大統領の側近である安全保障会議書記などとの会談を24日までこなした。国際社会で孤立を深める中、軍政は中国と同様の支持と協力をロシア側に求めているとみられている。何といってもロシアはミャンマー軍にとって戦闘機や軍用ヘリコプターなど兵器の主な輸入先であり、軍にとっては今後も良好な関係を維持することで軍備の充実、強化を図りたい相手だ。ロシアに改めて支持と協力を要請するのは軍政にとっては当然のことだろう。