ミャンマー北部カチン州で活動する「カチン独立軍(KIA)」は、5月17日から18日にかけて、東部シャン州の北部で燃料輸送車(タンク車)を含む国軍の車列を待ち伏せ攻撃した。米政府系放送局「ラジオ・フリー・アジア」などによると、この襲撃で軍のトラックが一部炎上したという。驚いたのはその先だ。タンク車に積載されていたのは「航空燃料」と見られ、中国から国境を越えて運ばれた可能性が高い、と伝えたのだ。