インドネシアではコロナウイルスの猛威が収まる兆しが全く見えない。感染防止のためのマナーは国民の間に浸透しているとは言えず、国も自治体も効果的な対策を打ち出せない。そうした中、ジャカルタでは「マスク着用」のルールを逸脱した市民の取り締まりが強化されている。違反者には罰金の他に、路上での腕立て伏せ、国歌斉唱、はたまた棺桶に横たわってコロナ死の疑似体験を課すなど、奇想天外な対策が行われている。