フィリピン南部のスールー州で8月24日、白昼の市街地で2度の爆発があり、陸軍兵士、警察官、市民など17人が犠牲となる爆弾テロが発生した。その後の治安当局の捜査で浮かび上がってきたのは、2回の爆発が共に爆弾を身にまとって自ら起爆装置で爆発させる自爆によるテロであること、そして実行犯の1人は女性であり、もう1人も女性の可能性が極めて高いことだった。