中国の習近平国家主席が、食品廃棄の問題に取り組んで、「光盤(皿を空にする)」キャンペーンを始めた。 2018年に中国科学院が発表した報告書によると、レストランで客の食べ残しを廃棄した量は、1人当たり毎食93グラム。大都市では毎年1800万トンが廃棄されているという。だが、このキャンペーンは食料廃棄の問題というよりも、今秋以降、予測される食料不足に備えるための切実な問題提起なのだ。
中国「食べ残し禁止令」は今秋の食料危機への注意報
洪水、バッタ、アフリカ豚コレラで食料生産が大打撃
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