デジタル化が加速度的に進展する社会にあっては、企業にとってIoTやAIといったテクノロジーの活用は、業務効率の改善や生産性の向上、新たな価値創造やイノベーションの創出といった観点からもはや必要不可欠と言っていいだろう。 しかし、IoTやAIなどのシステムを導入している企業の割合は、従業者規模別で大きな格差が生じていることも明らかになっている。総務省の「平成30年通信利用動向調査(企業編)」によると、「導入している」「導入予定がある」と答えた企業は、1000人以上の大企業で44.1%だったのに対し、100~299人の中小企業では15.6%にとどまった。 また、IoT・AIなどのシステムを導入しな