2期目に入ったインドネシアのジョコ・ウィドド大統領の手による組閣が行われた。若手の企業経営者を経済閣僚に起用するなど目新しさもある一方、治安関連閣僚には経験豊富な人物を登用している。その中で特に異彩を放つのが、ジョコ氏と大統領選を争い、軍人時代には数々の人権侵害に手を染めていたと言われるプラボウォ・スビアント氏の抜擢だ。