インドネシアは世界最大のイスラム教人口を擁しながらも、キリスト教、ヒンズー教、仏教など他宗教も認める「寛容」な国家だ。だが近年、イスラム教的規範を強く押し出す風潮が強まり、それにそぐわない人々を攻撃するケースが増えている。特に標的になっているのが、LGBTの人々だ。