苦境が叫ばれて久しい日本のものづくり。現在もその傾向は続き、『2018年版 ものづくり白書』では「人材の量的不足」と「熟練技能者の技能(継承)」に対して課題を抱えていると報告されている。日本のものづくりを取り巻く環境には、暗雲が垂れ込めているのだ。そんな中、独自の取り組みを次々と繰り出し、世界でも存在感を放つものづくりの現場がある。