第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞パルムドールを獲得した。老婆の年金を頼りに、万引きを重ね暮らす格差社会底辺の家族を描き、日本人4人目の快挙を成し遂げた是枝監督は、「この映画祭に参加するといつも映画を作り続けていく勇気をもらいます」と語った。