松岡圭祐の『八月十五日に吹く風』は、アメリカがなぜ戦後に比較的平和な占領政策をとるに至ったのか、の答えが書かれているノンフィクションノベルだ。本書は、文庫が先に発売され、その後単行本が発売されるという、出版形態を採る。