東京・三宅坂の国立劇場で行われた9月の文楽公演は、連日「満員御礼」の札が掛かる大盛況だった。公演の目玉は、人形遣い五世・豊松清十郎の襲名披露。清十郎が師匠の当たり役でもある「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」の八重垣姫を遣い、演目の合間には重鎮たちが紋付袴姿で舞台上に勢ぞろい。
文楽の魅力は「アンチ・世襲」
実力主義の世界へようこそ!
2008.10.15(水)
貝田 尚重
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