生産枠を設定したとしても、“闇増産”が後が絶たなかったのがOPECの歴史である。ましてや大枠のみの決定であれば、市場は「OPEC全体でますます生産量を増やす」と判断し、原油価格は1バレル=40ドル以下に下落する可能性があるのではないだろうか。
膨れすぎた「減産合意バブル」、弾けたらどうなるか
OPEC総会で下される“最後の審判”
2016.11.26(土)
藤 和彦
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