生産枠を設定したとしても、“闇増産”が後が絶たなかったのがOPECの歴史である。ましてや大枠のみの決定であれば、市場は「OPEC全体でますます生産量を増やす」と判断し、原油価格は1バレル=40ドル以下に下落する可能性があるのではないだろうか。