尖閣諸島をめぐる日本と中国との対立は、中国が同諸島周辺の海域、空域での軍事、非軍事両面でのプレゼンスをさらに強め、優位に立ちつつある――。11月中旬、米国議会の中国関連の政策諮問機関がこんな判断を明らかにした。