中国の統計局にとって、もっとも操作しやすい統計は消費者物価指数である。すなわち、消費者物価指数を実際の数字より低く抑えれば、実質GDPが高くなる。例えば消費者物価指数が3%だとしたら、それを2%にするだけでGDPは1ポイント高くなる。具体的にどのように操作が行われているのか見ていこう。
こうして弾き出される!実体にそぐわない中国のGDP~中国の経済統計は信用できるのか(後篇)
2015.10.28(水)
柯 隆
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