カジノ法案に反対して押しつぶすだけでは、我が国のギャンブル行政を囲むあらゆる歪みは解消されないまま残ることになる。もう「カジノ法案」というパンドラの箱は開きつつあるのだから、与野党を超えて我が国のギャンブル行政にまつわる深い問題を解決するような議論が進むことを望みたい。