受験生の親世代にとっては「伝統ある仏教系の穏やかな雰囲気の女子大」というイメージが強いかもしれない。しかし、大学関係者の間では、武蔵野大学は穏やかとはほど遠い、極めてドラスチックな大学として、一目置かれ、警戒されている。なにしろ、文学部のみの単科の女子大から、この15年間で共学化、8学部を新設し総合大学化を一気に成し遂げたのだ。と言っても、武蔵野大は決して、闇雲な拡大志向をとっているわけではない。その底力は、国家試験の合格率を見れば一目瞭然だ。2013年度の看護師国家試験で武蔵野大看護学科の合格率は100%(受験した93人全員合格)、保健師国家試験合格率96.8%(93人中90人合格)、薬剤師
国家試験で証明された底力、
「法」「経済」+「工学部」でも成功なるか
ガバナンス改革で華麗なる変貌を続け、業界が注目する「武蔵野大学」の舞台裏
2014.7.3(木)
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