日本はソフトパワーだけでなく肝心の国際政治の舞台で生きるハードパワーも強化し、必要な時には政治的なリーダーシップを発揮できるよう環境を整える必要がある。マラッカ海峡や台湾海峡のシーレーンの安定は日本経済にとって死活問題である。また、中国と南シナ海で対峙するフィリピンとベトナムと具体的にどのような共同外交・軍事活動ができるかを模索するべきである。
米中に分割される東南アジアで日本が入り込む隙間
ソフトパワーだけでは不十分~アメリカ空軍戦争大学で教えて(5)
2014.6.17(火)
片桐 範之
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