ニッケイ新聞 2014年5月27日 「コッパの中のコッパをやる」―。そんなジウマ大統領の発言が波紋を呼んでいるが、ある意味ではその通りかもしれない。国際サッカー連盟(FIFA)によれば、少なくとも動いている資金の金額やマーケティングではこれまでのW杯の記録を全て塗り替える、最大規模の大会となりそうだ。24日付エスタード紙が報じた。 伯国大会によってFIFAが得る収入は、2010年大会より8億ドルも多い40億ドルに上るといわれる。しかし、一方で支出金額は20億ドル近くにも及んでおり、関係者によれば「こんなに(金を)使ったことはない」という。ちなみに前大会でFIFAが得た収益は32億ドル、その前は1