包丁はもともと「庖丁」と書いていた。「庖」は、台所を意味する「厨(くりや)」と同じ意味。「丁」は、馬の世話をする「馬丁」、庭を手入れする「園丁」といった言葉があるように、使用人を指す語だった。つまり、「庖丁」とは、厨房の仕事に従事する者、つまり料理人のことを指していた。
料理人のパフォーマンスで発達した日本の包丁
変わるキッチン(第1回)~「切る」
2014.4.25(金)
澁川 祐子
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