ジュネーブでの交渉が、アラク重水炉におけるプルトニウム生産可能性まで視野に入れなければ、イスラエルによるイラン攻撃のハードルは決して下がらないだろう。イランは、このアラク重水炉を2014年末までには稼働させる方針であることから、ジュネーブの交渉が長引けば、イスラエルによる限定的なイラン攻撃が行われるおそれは決して否定できないのである。
進展か暴発か、
世界が注視するイランの核問題の行方
2013.10.28(月)
松本 太
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供