避難生活も2年を超えた。思いも寄らない病気になる。体が限界に来ているのが分かる。どこか、元気がない。どこか声から気が抜けたような感じだ。いつもはコロコロした体をゆすって、大きな声でしゃべり、ワハハと笑う。しかし今日は口数が少ない。声も弱々しい。おとなしい。
円形脱毛症になっても故郷に帰らない理由
「原発難民」再訪記(その6)
2013.9.20(金)
烏賀陽 弘道
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