国内に50基ある原子力発電所は関西電力の大飯3、4号機(福井県)を除いて48基が運転を停止したままだ。その分、火力発電所を動かすので、電力会社の燃料費は2013年度で東日本大震災前よりも3兆8000億円も増える。電気代は震災前より1割上がった。