現在、浅草には老舗と呼ばれるてんぷら屋がいくつも軒を連ねている。その多くは、黒っぽい天丼がウリだ。こってりと胡麻油で揚げ、濃い醤油のつゆをしっかりしみ込ませた熱々の天丼。そこには、かつて江戸の街をにぎわしていた屋台の風情がしっかりと息づいていたのだった。
「天丼」の進化は屋台系とお座敷系の2系統
“黒天丼”と“白天丼”はどちらが先に生まれたのか
2013.4.12(金)
澁川 祐子
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供