オバマ政権の中国への対応は甘すぎるとする警告がワシントンで波紋を広げ始めた。その契機は2人の気鋭の中国研究者による本だった。本のタイトルは『ぎこちない抱擁=21世紀の米国と中国』、著者は元国防総省中国部長のダン・ブルーメンソール氏と元財務次官補のフィリップ・スワゲル氏である。2012年末に大手シンタンクのAEIから刊行された。
米中が余儀なくされる「ぎこちない抱擁」
悲観的にならざるを得ない米中関係の見通し
2013.1.16(水)
古森 義久
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供