形状データから製造上の問題点も指摘
プロトラブズのスピード感を支えているのはデジタル技術である。試作部品の見積もりから製造、部品の出荷に至るまでのプロセスを、情報システムがカバーしている。
顧客である設計者にとって、プロトラブズに依頼する大きなメリットの1つは、設計した部品の3次元CADデータを解析してくれるWebサービスが使えることである。
まず、設計者が自分が設計した部品の3次元データをプロトラブズのWebアプリケーションにアップロードする。するとプロトラブズ側の情報システムが形状データを自動解析し、製造性の解析結果を図解とともに回答。同時に、納期や費用といった見積もりの概算も返す。設計者が画面上で部品数などの条件を変更すると、それが見積もりにすぐ反映されるのもポイントだ。
設計者はプロトラブズのWebサイトに部品の3次元データをアップロードすると、設計した部品の製造性や納期の概算を確認できる。こちらはデータを投入しなくても確認できるデモ画面の例で、システムの自動診断により製造性に問題のある個所が指摘されている(出所:プロトラブズWebサイト)
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同じWeb画面で、部品の仕様や注文点数に応じた見積もりの概算を確認できる(出所:プロトラブズWebサイト)
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