2023年4月に中国日本商会が組織改革による機能強化を図ってから1年が経過した。 会長職については、5大商社の中から順番に選出する1年任期の輪番代表制を改め、商社に特定せず、企業の代表による複数年任期制に変更した。 新会長にはパナソニックホールディングス代表取締役/副社長、中国・北東アジア総代表の本間哲朗氏が就任した。 それとともに、中国各地の日本企業の商会組織との連携緊密化を目指している。 従来、各地の商会組織は地域内の互助会的性格が強かったが、改革後は地域をまたがる横断的な連携を通じて、中国全土における日本企業の投資改善要望を中国日本商会に集約し、一括して中国政府に改善を求める機能が強化さ