日本時間の4月3日午前8時58分(日本時間)に台湾の花蓮県沖で起こったマグニチュード7.2の地震の被害は、一夜明けても拡大している。死傷者は1000人以上に上り、震源地にほど近い花蓮市では、2棟のビルが傾斜して一部が崩壊。必死の救助活動が続けられている(4日現在)。 まずは今回、被害に遭われた台湾のすべての方々に心よりお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方やそのご家族にはお悔やみを申し上げたい(合掌)。 今年の元日に能登半島地震が発生した時、台湾の蔡英文(さい・えいぶん)総統は、「日本有事は台湾有事」と言って、全面的な支援を申し出た。実際、台湾の民間から、約25億円もの支援金が集まった。