3月12日時点の石川県の発表によると、今回の地震では関連死も含め241人が犠牲となり、1188人が重軽傷を負いました。住宅の全壊・半壊・一部損壊は実に8万棟以上。輪島市と珠洲市の住宅被害は合計で2万3000棟余りとなり、市街地では見渡す限り住宅が壊れているという凄まじさです。しかも、そうした建物の撤去や復旧は難航しています。 避難生活も長引いています。同じ時点で、1次避難所は188カ所開設され、避難者は約4800人。2次避難所は243カ所あり、こちらも約4200人が避難中です。 石川県の資料によると、今回の地震では被災地の市と町が学校や公民館などの施設を1次避難所としました。住民が当面の危険を
能登半島地震で注目の「2次避難所」、東京直下型など大都市地震では大幅に不足…高齢者や障害者などの生活守れるか
【やさしく解説】2次避難所とは
2024.3.15(金)
フロントラインプレス
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