2023年10月、東京都目黒区にある東京大学駒場キャンパスのグラウンド。初めてスポーツ義足を使う人や、すでにパラ陸上の大会に出ている選手など十数人が、ランニングクリニックに参加していた。 日程は3日間で、この日は2日目。午後に訪れたときには、座った状態や、仰向けで寝た状態でのストレッチなど、基礎的なトレーニングが行われていた。 指導にあたっているのは、ドイツと日本のパラリンピアンだ。 ハインリッヒ・ポポフ氏は、パラリンピックでは2012年ロンドンの100メートルと、2016年リオデジャネイロの走り幅跳びで金メダルを獲得。2018年に引退した後は世界各国でランニングクリニックを開催するなど、陸上
世界のトップパラアスリートが指導、わずか3日で義足を装着して走れるように
福祉機器メーカーと連携したランニング教室は東京2020のレガシーのひとつだった
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