今年8月、プロ・アマを問わずサッカーの日本一を決める天皇杯の4回戦で、サポーターを自称する一部暴徒による日本のサッカー史上前代未聞の暴力事件が起きた。対戦したのは名古屋グランパスと浦和レッズ。3対0で名古屋が勝利したこの試合後、浦和側より100人程度の暴徒がピッチ上などに流れ込み、警備員への暴行や柵を壊すなどの暴力行為や名古屋サポーターへの威嚇行為などを働き、愛知県警が出動するまでの大騒動となった。 当初、レッズは会見で暴力行為の存在を否定していたが、暴行の現場を捉えた映像が日本サッカー協会によって確認されたこともあり、試合から2週間後に一転してその存在を認めた。SNSでは子供が恐怖におびえ、