収まる気配を見せないジャニーズ事務所による性加害問題。9月20日には、日本商工会議所の小林健会頭もがこの問題に言及した。私見と断ってはいるものの、この問題がジャニーズのものだけなのかを疑問視する発言をした*1。 大手企業各社も同事務所所属タレントの広告起用について右往左往させられている。私見とはいえ小林氏から公に問題提起されたことは、ジャニーズ問題を芸能界における性加害全般の問題として捉え直すことができるか、極めて重要な局面に差しかかっていると言えるだろう。 小林氏は会見で「例えば未成年の女性に対する性加害が芸能界でなかったのか」と疑問を呈している。同氏は未成年者に対する性加害が「犯罪である」