果たしてロサンゼルス・エンゼルスの決断は正しかったのだろうか――。8月1日(現地時間、以下同)のトレードデッドラインが過ぎ、少なくとも今季終了までの大谷翔平投手のエンゼルス残留が決まった。 7月27日にエンゼルスのペリー・ミナシアンGMはもともと大谷をトレードに出すつもりはなかったと説明し、デッドライン直前には「買い手」となって他球団から多くの主力級選手たちを次々とトレードで補強。その交換要員として若手有望株選手たちを放出し、ポストシーズン進出へ全力を注ぐ方針を明確にした。 多くの米メディアや有識者、ファンたちから注目されていた「大谷の大型トレード」は結局実現することなく見送られたということだ